【屋根リフォーム】職人が語る!瓦撤去作業の流れとポイント
はじめに
「瓦屋根の撤去作業ってどうやるの?」と思っていませんか?実は、見た目以上に大変な作業なんです!
この記事では、職人が実際に行っている撤去作業の流れや安全対策について詳しく解説します。屋根リフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください!
瓦屋根の撤去工事がスタート!
本日は瓦屋根の撤去作業を行いました!
お客様のご依頼で、重い瓦屋根を軽量屋根材「ROOGA(ルーガ)」に葺き替える工事がスタート。
「瓦の撤去ってどんな作業をするの?」と思う方も多いですよね。屋根のリフォームというと、「新しい屋根を取り付ける」ことに注目しがちですが、実は撤去作業がかなりの重労働!
そこで今回は、実際の瓦撤去作業の流れを詳しくご紹介します。
◆瓦屋根の重量に関しては屋根の重さ&費用比較!】瓦・カラーベスト・金属屋根のメリット・デメリットとは?こちらをご覧ください。
◆瓦を葺き替えた事例は以下をご覧ください。
【和瓦から立平へ】屋根葺き替えで耐震性&防水性アップ!施工事例を紹介
「屋根重量を大幅軽減!」重い土葺き瓦から軽量オークリッジへ屋根リフォーム
① 瓦を一枚ずつ丁寧にめくる
まずは瓦を手作業で慎重に剥がしていきます。
瓦が落下しないように裏返して積み重ね、ウィンチ(瓦を降ろす機械)の近くにまとめると作業がスムーズです。
瓦は一枚あたり約3〜4kgと意外と重く、屋根の上で何百枚もの瓦を扱うのは大変な作業です。特に夏場は炎天下での作業になるため、熱中症対策も欠かせません。
② 瓦の下の土を取り除く
昔の屋根は土を使って瓦を固定していたため、瓦を撤去した後はこの土を取り除きます。
ちりとりで土を集め、土嚢袋に詰めて下に下ろす作業は、腰への負担が大きく、職人泣かせの工程です。
また、急勾配の屋根ではバランスをとりながら作業を進めるため、滑らないよう慎重に進めています。
③ 下地を整え、平らにする
土をすべて取り除いたら、新しい屋根材をしっかりと固定できるように、下地を平らに調整します。
垂木(たるき)という木材を使用し、ガタつきのないよう整えることで、仕上がりの美しさと耐久性を確保します。
④ 構造用合板を貼る
屋根全体に合板を貼り、新しい屋根材を固定するための土台を作ります。
屋根の形状に合わせて合板をカットしながら丁寧に貼っていくことで、次の作業がスムーズに進みます。
⑤ 防水ルーフィング(防水シート)を施工
最後に防水シート(ルーフィング)を敷き、雨漏り対策を行います。
屋根の防水性能を左右する重要な工程であり、しっかりと重ね貼りして施工することがポイントです。
雨が降る前にここまで作業を終わらせることが重要で、職人の腕が試される場面でもあります。
防水シート(ルーフィング)の役割についてはルーフィングの役割とは?屋根工事のプロが解説こちらをご覧ください。
防水シート(ルーフィング)の種類については「屋根工事のプロに直接依頼!ルーフィングの種類と選び方で安心の防水対策」こちらをご覧ください。
安全対策の徹底
瓦撤去作業は屋根の上で行うため、落下防止対策が欠かせません。
作業スペースを確保し、ヘルメットの着用を徹底しています。
また、瓦の下にシロアリが発生していたり、屋根材が想像以上に劣化していることもあるため、万が一のトラブルにも迅速に対応できるよう備えています。
今日の作業を終えて
本日は二人での作業だったので、かなり大変でした…特に腰がツライ!(笑)
ですが、お客様に「安心して住める屋根にしたい」と言っていただいたので、その想いに応えるためにしっかり施工しました。
無事に終わってホッとしています。今日はゆっくりお風呂で疲れを癒します!
まとめ
瓦の撤去作業は見た目以上に大変ですが、新しい屋根を作るためには欠かせない工程です。
職人の技術と安全対策を駆使し、丁寧に作業を進めることで、次の工程がスムーズに進みます。
HAPPY SKYについて
私たちは、大阪・兵庫エリアを中心に屋根工事を専門に行っているリフォーム業者です。
お客様の大切な住まいを守るために、一軒一軒丁寧に施工し、安全で長持ちする屋根を提供しています。
🔹 会社名:HAPPY SKY
🔹 代表者名:山野 翼
🔹 所在地:〒577-0809 大阪府東大阪市永和1-26-20-602
🔹 対応エリア:大阪府・兵庫県
🔹 業務内容:屋根葺き替え、カバー工法、雨漏り修理、樋交換 など
🔹 お問い合わせ:📞 06-7896-8875 / 📩 happysky0808@gmail.com
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